Joyeux Noël #2
静まり返ったリビングで、ツリーの下にプレゼントを置いて
2人が眠るベッドに戻りほんの少しの仮眠。
寝起きむすこの第一声は「おなかすいたー」! ! !
ドキドキしていた分一気に拍子抜け、まさか今年もそうくるとは。。。
そんなマイペースboyに朝ごはんを出し、目の前のプレゼントに気付くも
大きなリアクションはなく、挙げ句には「ばあばが来てから開ける」と言い出す始末。
来るの、お昼過ぎなのだけど。。。
見兼ねた彼が、出勤前に自分のカード(メロディが鳴ってライトが光るメリーゴーラウンド)を開けたことで
やっとエンジンがかかってリボンをほどき始め、そこからは、
わあ!わあー!といいリアクションを見せてくれてほっと胸をなでおろすわたし。
わたし達からはカードで自由に絵を作って遊ぶ図形板シリーズ。
汽車はキャンドルがすてきなBaileys社の物と早々に決めていて、当初はもっとコンパクトな
ブリキの缶入りの物を検討していたのだけど、用意する前にタイミングよく
出先で見かけたこの立派な木箱入りのタイプにひとめぼれ。
ひとつひとつ木の風合いも違うのでいくつか並べて選ばせてもらった。
いずれもmarkのイラストがすてきでそのまま置いておいてもうっとりなおもちゃ。
カードのおもちゃはここ、鎌倉のおもちゃ好きおじさんの元で出会った物。
こどものアイテムでは珍しいモノトーンでスタイリッシュなCHELONA社のおもちゃはギリシャ製。
イラストを手掛けたのは日本人の田松昌三さん。
TRIANGLE、SYMBOL、ELEMENT(1&2)、FACE、LINE、HALFと、テーマの元にそれぞれデザインが起こされ、
木製のカードにパターンがプリントされている。
もう販売が終了(作っていないと言っていたかも)と聞いて迷わず購入。
リサイクルと思われる少々皺のついたクリスマス柄の包装紙で丁寧に包んでくれたおじさん。
今年は両方とも木箱入りのおもちゃだったこともあって、ラッピングは
保管を兼ねて巾着袋を作ってみたのだけど、こちらはおじさんが包んでくれたまま入れてプレゼントに。
むすこにはサンタクロースが空を飛んでいる時に鳴らす鈴だと教えた。
前回とは少し違うデザインで刺してみた。
大好きなマーガレット・ワイズ・ブラウンの「クリスマス・イブ」
雪の降るクリスマス・イヴの夜、なかなか眠りにつけないこども達がそっと部屋を抜け出し、
階段を降りて特別な夜を過ごすお話。
思わずこどもの頃を思い出してしまうどこか懐かしく温かな内容もよいし
何よりも絵が美しい。
あおい目を持つこねこが、ねずみのくにを探しに山をのぼりくだりしながら冒険を繰り広げるお話。
左側に短めの文章、右側に絵が描かれている112ページの童話。
クリスマス・イブと同じM.W.ブラウン作。
シンプルな線画と、度々出てくる「ぱふぱふ」「ちゃぐちゃぐ」という音のフレーズが
不思議とマッチした作品。
カラーページのくすんだ色合いもお話のおわり方も好き。
4頭の象のカードと迷いむすこに選んでもらってこっち。
ガラスの森で買ってきた汽車のキャンドルはパーティーがおわった夜に
袋に入れたまま出し忘れていたことを思い出した。
ともあれ、むすこの「ジングルベル」と「赤鼻のトナカイ」がBGMだった賑やかな2日間でした。
by bonbonbunny
| 2012-01-06 15:00
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